霧島連山(韓国岳1700m、高千穂峰1574m)

えびの高原から見た韓国岳 韓国岳の火口 韓国岳の山頂 韓国岳山頂からの大浪池 韓国岳山頂から新燃岳、高千穂峰方面 高千穂峰お鉢道 高千穂峰のお鉢道:背景は韓国岳方面 お鉢道から見た高千穂峰山頂 高千穂峰山頂 今は無き新燃岳エメラルドの火口池 今は見れない風景:入山禁止中:韓国岳から高千穂峰高千穂峰への縦走路

位置

ショートプロフィール 

 鹿児島・宮崎両県にまたがるえびの高原一帯を総称し、霧島と呼称されている。昭和9年、雲仙、瀬戸内海と共に日本で初めて国立公園に指定されたエリアである。霧島は天孫降臨(てんそんこうりん)の舞台として、古代史に登場する歴史あるところで、高千穂峰の山頂には天逆鉾(あまのさかほこ)が突き立てられているなど、周辺には多くの史跡や言い伝えが残っている。霧島連山はその山肌を7色に変化させると言われ、「韓国岳」「高千穂峰」に代表される20数座の火山群と、標高日本一の山頂火口湖「大浪池」を筆頭とする6つの山頂火口湖を擁している。この地の風景は、古代神話と遭遇したかのようで、幻想的な神秘さを感じさせる。春はミヤマキリシマのピンク色、夏は新緑の緑色、秋は紅葉の赤黄色、冬は霧氷の白色と、四季折々に楽しめる。火山のほとんどは現在休止中ですが、新燃岳、硫黄岳が活動を続けており、噴火警戒レベル高く、一部登山道は、入山規制を継続中である。かつて、韓国岳から新燃岳へ往く縦走路にて遠望した「高千穂峰」の風景は、古代神話を絵に描いた如く(本当にニニギノミコトがこの山道を辿ってこの地に降り立った事を彷彿させるが如き風景)素晴らしかった。また新燃火口湖のコバルトブルー色は、いまでも私の脳裏に焼き付いている。現在は新燃岳の平成噴火で、景色が一変してしまいご案内できないことが真に残念である。 

登山適期

韓国岳1700m

 韓国岳 コース概要

 主に2ルートがあるが、2016/2/27より硫黄岳の活動が活発化し、不動池からは、入山禁止となっている。よって美しい火口湖の大浪池をめぐって山頂に立つ大浪池コースを紹介する。大浪池登山口から池の縁まで40分ほど登り詰めると、大浪池休憩所に到着。近くの岩場から、眼下に水をたたえた大浪池、その正面にどっしりとした韓国岳を望むことができる。韓国岳への道は大浪池をちょうど半周回り込んだ先に続いている。東回りでもほぼ距離は同じで、いずれかを登路に、別のルートを帰路にたどる。大浪池火口壁の最高点からいったん下り、避難 小屋を経て急登、樹木がなくなると、やがて韓国岳の山頂に達する。頂きに立てば、深さ300mの火口を覗き見ることが出来、遠くは噴煙上げる桜島、高千穂峰を望み、眼下には大浪池が広がる

コース時間  /歩行5時間  /行動6.5時間   /距離6キロ   /標高差700m

高千穂峰1574m

高千穂峰 コース概要

 三角形をした山体で山頂部分が、突峰となり、遠望するととても美しいコニーデ型火山の形をしている。登山口は、高千穂河原から鳥居をくぐり、古宮址まで参道を往き、古宮址で右折、研究路を上がっていくと本格的な山道となる。樹林を抜けると展望が開けて来ると、眼前に溶岩が剥き出し、赤茶けた急な斜面(標高差約200m)が見えてくる。火山礫が堆積し、ズルズルと登りずらい斜面を登りきると、御鉢の火口縁で、大きな火口が口を広げている。火口の縁で馬の背と呼ばれるエリアを左周りで進む。馬の背からは、風が強くなり、濃霧時等は特に注意をして進む。馬の背から脊門丘(鞍部)に降りていくと高千穂峰山頂へ続く登山道が見えてくる。ここからは更に急なザレ場(アリ地獄)が続く、頂にたどりつくと、天孫降臨伝説の「天の逆鉾」が突き刺さっている。360度。爽快な景観が待っている。

コース時間    /歩行3.5時間 /行動4.5時間 /距離6キロ /標高差700m