中央アルプス/千畳敷カール:木曽駒ヶ岳~宝剣岳~空木岳(ウツギ) 縦走

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位置

旅の概要

 中央アルプスは天竜川、木曽川に挟まれた南北90km、東西20kmの日本最大の花崗岩の山脈。その主脈、木曽駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳を縦走。アルペンムード満点の明るい岩の尾根歩きが魅力、宝剣岳の鎖場や空木岳の急登、振り返り見るこれまで踏破してきた尾根の連なり、どれをとっても感慨はひとしお。岩場でストックを使えないエリアも多く、歩行時間以上に厳しいエリアもあり、万全の体調で挑みたい。季節により、木曽駒ヶ岳のコマウスユキソウや空木岳のイワギキョウなど高山植物も豊富。また、千畳敷カールの紅葉も有名。空木岳の山名は、残雪季にウツギの花に似た雪形ができることから由来し、山容は中央アルプスの中でも特に雄大で美しい。(日本百名山:木曽駒ヶ岳:空木岳)

旅の詳細

コース概要 上級レベル 4:4

 【登山コース概要】ロープウエイで一気に千畳敷カールまで上がり、1時間足らずの登りで稜線の浄土乗越に到着。山小屋にメインザックをデポし、サブザックの軽装備に切り替る。一旦千畳敷に戻り、極楽平から宝剣岳(2931m)を目指す、距離は僅かだが、上り下り供にクサリ場が続きこのコースで最も緊張するエリアとなる。両脇がスパッと切れ落ち高度感ある幅狭の稜線や、10m程のほぼ垂直な壁など、アスレチカルなコースが続く。再び、浄土乗越に降りれば、後は広く緩やかな稜線を1時間程歩き、中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳(2956m)に立つ。 翌日は、再び、千畳敷まで下り、極楽平から稜線漫歩。濁沢大峰、檜尾岳、大滝山、熊沢岳、東川岳を踏み、一段低くなった木曽殿乗越の山小屋に到着。この区間、濁沢大峰から先、池の平カール付近には注意を要するクサリ場や乗越しがある。3日目は花崗岩の空木岳(2864m)を目指す。いきなり急な登りと岩場とに対峙する事1時間半。ハイマツの緑と花崗岩の白のコントラストが青空に映える頂上に到着。下山ルートは8Kmの長丁場、標高差1500mを下る。避難小屋を過ぎ、樹林帯を抜け、大地獄、小地獄を過ぎタカウチ場に到着。その後、林道終点登山口へ下山。


【とき】2017年9月9日(土)~9月13日(水) 4泊5日 雨天延長予備日:9/14(日)-9/18(月)

【催行条件】天候不良時は出発日を変更。現地の沈殿日のケースも在り。5名以上参加にて催行

【登山コース】全ルート長26km、全登り標高差1790m、全下り標高差3090m
1日目:千畳敷⇒宝剣山荘⇒千畳敷⇒極楽平⇒宝剣岳⇒木曽駒ヶ岳⇒宝剣山荘
325分(5.5h)6K+700m-460m  行動7時間
2日目:宝剣山荘⇒千畳敷⇒極楽平⇒檜尾岳⇒熊沢岳⇒東川岳⇒木曽殿山荘
505分(8.5h)10K+710m-1130m 行動10時間
3日目:木曽殿山荘⇒空木岳⇒駒石⇒池山尾根⇒林道古城線終点⇒タクシー⇒入浴
345分(6h)10K+380m-1500m  行動7.5時間

ガイド料

参加総数による変動価格

8人の場合: \90,000/人  7人の場合: \11,000/人
6人の場合:\120,000/人  5人の場合:\150,000/人
4人の場合:\180,000/人  3人の場合:\240,000/人

❑宿泊:食費:温泉代:公共交通費は含まず
❑帰九州後、ガイド指定口座へ振り込み