尾鈴山 1405m

img_5389-3.jpg img_5398-5.jpg img_5327-1.jpg img_5396-4.jpg img_5387-2.jpg f0316348_12320224.jpgキバナノツキヌキホトトギス(黄花突抜杜鵑)~ブログ/くじゅうを山歩~より掲載

プロフィール

 日向灘エリアに沿う宮崎県:都農町(つの)と木城町(きじょう)との界に鎮座する。遠望からの山容はずっしりとなだらかだが、山中には急斜面や崖が多い。山名の由来は、その昔、山の神様が首に鈴を付けた白馬に乗って浜を駆け巡っていたそうな。馬のいななきと、鈴の音が浜に鳴り響いており、白馬は、いつしか「お鈴様」と呼ばれ、そのうち尾鈴となったとの事。
 4月~5月は、アケボノツツジやシャクナゲのシーズン、秋には世界で尾鈴山系だけに自生する「キバナノツキヌキホトトギス」という固有種が楽しめる。山頂は密生したスズタケが切り開かれて広場となっているが、灌木のため展望はない。登山道に沿ってトロッコ道(1958年に廃線)伸びており、途中いくつもの滝や、岩が荒々しく削られた渓谷と激しい水音が姿を現す。トンネルを抜けたり、ときに渓谷へ降りたり、渡渉しながらトロッコ道の最奥部まで詰めると、落差75mの堂々たる姿を湛える白滝へと到着する。一本の滝筋ではなく、途中にいくつもある岩の段差が水の流れを弾いて水飛沫をあげており、迫力&見応えがある。尾鈴山麓には瀑布群があり、国の名勝にも指定され、「白滝」の他に「しゃくなげの滝」「すだれの滝」「さぎりの滝」「やすらぎの滝」「はがくれの滝」「すずかけの滝」等々、多くの滝を抱いている。「矢研の滝」日本の滝百選へは、登山エリアから少し外れるが、神武東征の際に矢を研いだとの伝説も残り、時間の余裕があれば、立ち寄って欲しい。なお、悪天候時や雨天の後など増水時の滝散策には注意が必要である。

位置

登山適期

コース

 

レベル

上級5:3(体力要)、実歩行8h、行動11h、距離15キロ、標高差1400m

行程案

1日目:主要空港またはJR駅(集合)12:00⇒16:00現地麓民宿着
2日目:起床4:00⇒麓宿発4:30⇒5:30登山14:30⇒19:00主要空港またはJR駅(解散)

ガイド料

参加総数による変動価格

8人の場合: \38,000/人  7人の場合: \43,000/人
6人の場合: \50,000/人  5人の場合: \60,000/人
4人の場合: \75,000/人  3人の場合:\100,000/人

❑宿泊:食費:温泉代:公共交通費は含まず
❑帰九州後、ガイド指定口座へ振り込み